24: ◆OopsY78p7.[sage saga]
2015/10/04(日) 00:00:35.88 ID:7PjvbtLe0
  
  
  
 □ 
  
  
  
 提督「本当にこれでいいか」 
  
  
 陽炎「ええ、お願いするわ」 
  
  
 陽炎の部屋、任務で出て行って今は隣人はいない。 
 その部屋のベットの上で陽炎は答えた。 
 先程の制服と違い薄いパジャマを着ている。 
  
  
 提督「………分かった」 
  
  
 横になった陽炎に跨る。 
 そして、俺は陽炎の少し汗ばんだ服に手を触れ、その手に力を込めた。 
  
  
  
 □ 
  
  
  
 神通に説教を受けた後、俺は陽炎に何をしてやるか考えた。 
 俺自身、人に何かしてやるのは好きだ。 
 機会があるなら積極的にしてやっていきたい。 
 ただ、それには一つ問題があった。 
  
  
 陽炎を『人として』扱うか『船として』扱うか。 
  
  
 はっきり言ってその辺りの区切りは個々でバラバラだ。 
 分かりやすいのは性能を褒めるか、容姿を褒めるかの反応だろう。 
  
 足柄のように極端な奴なら楽なのだが、アイツなら装備を優遇してやるだけで狂喜乱舞するはずだ。 
 逆に那珂のような奴は容姿を褒めてやれば手を振ってはしゃぐ。 
  
 陽炎に関しては判断が難しい。 
 戦闘に対して、アイツは艦艇らしい反応をよく見せる。 
 だが、姉妹での会話や仲間たちとの交流を好んでいる。 
 装備の優遇か、はたまた仲間たちと休暇を取らせるか。 
  
  
 悩んだ俺は結局、陽炎本人に希望を聞くことにしたのだが。 
  
  
  
67Res/58.04 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
板[3] 1-[1] l20 
	このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
	もう書き込みできません。