過去ログ - 男「私の価値はこれだけだ」エルフ「あなたを一生許さない」
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7:名無しNIPPER[saga]
2015/10/09(金) 21:49:11.44 ID:WFUQ5gUN0

エルフ「貴様は元の世界で学者だったのか?」

男「……何故分かる?」

エルフ「土の精霊が懐いている。彼らは知識欲の塊だからだ」

男「………」


 先ほどから目が痛いのは、砂埃の所為だと思っていたが精霊の所為だったのか。


エルフ「エルフも新たな知識を得る事が大好きだ。お互い知識交換と行こうか」

男「……感謝する」


 中に入ると、思っていた数倍の広さの部屋が私を出迎えた。

 エスニック風な装飾でありながら、模様は幾何学模様で規則的だった。


男「エルフは数学をするのか?」

エルフ「しない。エルフは数を嫌う」

男「何故?」

エルフ「数は悪魔だ。存在に優劣をつけ、価値を落とし、魂を汚す」

男(確かに順番が存在しなければ起こらなかった争いもある)

エルフ「詭弁ではあるがな」

男「模様で数を判別しているからか?」

エルフ「やはり頭が良いのだな。その通りだ」

男「口にしないだけで、数は認識し利用している」

エルフ「必要最低限な分だけだ。エルフ同士に使用したりは絶対にない」

男「……そうか」


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