過去ログ - にこ「ニコは百日紅ニコ!」真姫「にこちゃんはローズマリーね」【ラブライブ!】
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14: ◆90wX8LPeMY[saga]
2015/10/10(土) 22:22:38.22 ID:6a71aF4D0
絵里と希がやってきたおかげで、休憩に入るいい口実を見つけた穂乃果。彼女はここぞとばかりに海未に頼み込んだ。

二分程の穂乃果のおねだり攻撃の後に、凛の猫なで声とことりのいつもの必殺技が海未の視界をペンキの如く塗りつぶして、海未という柱はぽっきりと折れてしまっていた。

そんな訳で休憩になったから、にこは日陰に座り込み、家から持ってきたスポーツドリンクを飲む。隣で壁にもたれかかってうまい棒をかじる絵里へと視線を転がす。

「絵里、アンタはやらないの?」

にこと絵里の視界の先、希とμ'sの皆がアイスの奪い合いを繰り広げている。希が皆のお母さんに見えて、二人はどちらからともなく笑みがぽろりと零れた。

「私は生徒会やってるし……どうしても、ね。でも私が生徒会長のお蔭で、部活の予算を少し多めに回してあげてるのよ?」

絵里はにこに澄ましてその澄み渡る快晴の様な空色の瞳をぱちりとウインク。

この生徒会長は、職権乱用でにこが一年の頃から部活の予算を他の部活より少し大目に回してくれていた。悪党である。
絵里が一年の時はただの執行員だったのだが、そういった生徒会の事をにこは未だによく解っていなかった。

絢瀬絵里が悪党だろうが悪人だろうがなんだろうが、にこにとっては女神のごとし。
彼女のお蔭で花陽が喉から手が出るほど欲しがっていた伝伝伝をにこが一年の頃に買えたのだ。

「それはもう言葉にできないニコ〜! ……ま、絵里がμ'sに入ってきたら、私とセクシー路線で被っちゃうしね」

ワイシャツの下に隠れた胸を凝視しながらにこは虚勢を張る。

「ハイハイ、にこには敵わないわ」

いつものやり取り、といわんばかりに絵里は相手にしては居ない。ガリガリくんを持っていないもう片方の手をヒラヒラ振って、馬鹿にしたように笑った。

「ふん!」


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