過去ログ - 杏「きっと流した汗は」泰葉「美しい」
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13: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/10/12(月) 01:18:04.51 ID:ZeFr44Y10
「はい、これで今日のレッスンは終わりです」

「お疲れ様でした…」

連日のレッスンはニートアイドルと呼ばれた私の体はボロボロだった。
以下略



14: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/10/12(月) 01:18:45.29 ID:ZeFr44Y10
「最近杏さん真面目にレッスン受けているみたいですね、何か心境の変化でもあったんですか?」

軽いステップを踏みながら話しかけてくる。素直に凄いと思った。

「いや、ライブバトル申し込まれてさ、負けたら引退なんだよ。」
以下略



15: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/10/12(月) 01:19:19.10 ID:ZeFr44Y10
「なんで?」

「泰葉さんとプロデューサーさんは付き合いが長いってことは知ってますよね?」

「知ってるよ、確かプロデューサーが初めて担当したアイドルだっけ?」
以下略



16: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/10/12(月) 01:19:58.64 ID:ZeFr44Y10
「でも、勝負は勝負だ。杏のアイドル生活、もとい印税生活がかかってるからね」

「杏さんもぶれないですね」

「ドヤッ」
以下略



17: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/10/12(月) 01:22:38.46 ID:ZeFr44Y10
そこからある程度が経っただろう。
ルキトレさんの試験を受けて合格。

「次はトレ姉さんのところでレッスンですね」

以下略



18: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/10/12(月) 01:23:31.02 ID:ZeFr44Y10
次の日、指定の時間にレッスンルームに行くとべテトレさんが待っていた。
泰葉ちゃんといい、ルキトレさんといいみんな仕事早いな。

「ルキから大体のことは聞いている。これまでとはレベルが違うぞ。本気なのか?」

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19: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/10/12(月) 01:25:09.81 ID:ZeFr44Y10
「なら、杏もマストレさんのレッスンを…」

「その必要はない。双葉、お前は悔しいが他の子はない才能がある。今までは宝の持ち腐れだった。しかし、今は違う」

あれだけ嫌っていた才能という言葉。それに今助けられるのだ。
以下略



20: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/10/12(月) 01:25:53.37 ID:ZeFr44Y10
「マス姉さんがたまにやるスペシャルモードやヘルモードがあるだろ」

「ああ、噂には聞いたことがある…」

べテトレさんがニヤリと笑った。
以下略



21: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/10/12(月) 01:27:25.75 ID:ZeFr44Y10
そしてやってきたライブバトル当日。
天気は晴れ。絶好のライブ日和。干からびそうなぐらいだ。
今までの日々はまるで地獄としか例えられない日々だった。
体力をつけるための走りこみ10時間ではないが2時間は走らされた。
他にも筋トレなどの地味なものから。
以下略



22: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/10/12(月) 01:29:17.29 ID:ZeFr44Y10
ライブバトルはお互いに一曲だけ先攻と後攻で披露する、今回は泰葉ちゃんが先攻で私は後攻。
さあ、始まった。泰葉ちゃんが歌うのは落ち着いた曲。

「聴いてください。『ファイト』」

以下略



23: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/10/12(月) 01:29:59.14 ID:ZeFr44Y10
わかった。ありがとう。受け取ったよ。
だから…聴いて私の曲私だけの曲!

「『あんずのうた』!」

以下略



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