36: ◆rDGuVmz79Q
2015/10/16(金) 02:02:11.68 ID:aj6T9vrv0
QVC帰りのピークは過ぎ、ホームの人影はまばらだった。
電車は数分でホームに到着し、アタシとPさんは二人で扉の前に立った。
奈緒「そういや凛と加蓮はなにしてんのかなぁ」
P「気になるのか?」
奈緒「いや、まあね。実はPさんと約束した後に、今日一緒に遊ばないかーっていう誘いが来てたんだ」
P「それは凛たちに悪いことしたかなぁ」
奈緒「ちゃんと言って断ってあるし、大丈夫だろ」
電車は南船橋に到着する。
早い時間の夕方とはいえ、ららぽーと帰りの客は結構多そうだ。
P「乗ってきそうだなぁ、奈緒こっち寄りな」
奈緒「う、うん!」
肩を引き寄せらせ、まるで恋人みたいな格好に。もう突っ込むのやめよう、頭がパンクしそうだ。
そんな時だった、乗り込んできたのは何故かこの二人。
加蓮「あ、奈緒にプロデューサー!なーにしてんの?」
奈緒「か、加蓮?!」
凛「私もいるよ、奈緒」
P「凛まで…トライアド集結だな」
加蓮「それにしても奈緒がPさんとお揃いのユニホームを着ておでかけなんて、隅に置けないなぁ」
凛「ねぇ奈緒、私奈緒がどんな家庭の用事だったのか物凄く気になってきたかな」
P「おい、奈緒。お前さっきちゃんと言ったって言ってなかったか」
奈緒「えーと…、少し伝達に齟齬が」
おかしいな冷や汗が止まらない
加蓮「二人寂しくお買物してる間、Pさんとお楽しみだったみたいだねー」
奈緒「…正直すまんかった」
凛「それにしても奈緒も野球好きだったんだね」
加蓮「意外だね〜、アタシは親がヤクルトファンだけど」
P「そうなのか、初耳だなぁ」
加蓮「ふふ、誰にも言ってないからね。アタシ病弱だけど、腸内環境だけはすごくいいんだ」
奈緒「その話すごく反応に困るんだけど」
凛「プロデューサー、今度は私も連れてってよ」
加蓮「あ、凛だけずるい!アタシも!っていうか一緒に神宮とか行っちゃう?」
奈緒「だ、駄目だ!Pさんはマリーンズファンなんだから!」
P「神宮か、事務所からも近いしな。いいかもしれないなぁ」
加蓮「ホントに!?」
凛「そしたらきらりも呼ばなきゃね」
P「確かにそうだな」
加蓮「うぅー…凛、意地悪だなぁ」
凛「二人だけにいい思いはさせないよ」
P「よし、ならいっそ事務所のみんなで行くか」
三人「はぁ…」
P「わからないわ…」
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