過去ログ - 白坂小梅「終末を迎える私」
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3:名無しNIPPER[saga]
2015/10/13(火) 18:32:51.07 ID:t+Nlsirn0
 日陰の住人……だった。
光を、見たことがなかったかもしれない私に……手を伸ばして、
私自身がこうやって……皆の、光や夢になれるまで、育ててくれて――
と、途中は悪夢だったかも、しれないけど……でも最後は、やっぱり……
私のために……集まってくれる人達も居るほど、う、嬉しい。

「う、うん……そう、だね……」
「アイドルほど華やかじゃないかもしれないけどな」
「他のお仕事……あ、アイドルの時にも、少し……やった」

 私は、ちょっと変わってる……かもしれないけど、
ホラー映画とか……そんなのに、興味……あった。
その趣味を……活かした、次のお仕事を……待ってる……

「今後は幸子みたいに女優やモデルでも、輝子みたいにライターなんかも出来るさ、一緒にな」

 色々な子と、一緒に舞台にあがったこともある……
その中でも、私は……一番、長くアイドルをしていた、うん……
私が……アイドルを続けた方がいい、って……お願いしたから……

「シンデレラとして登りつめた階段も豪華なら、去っていく降りる階段だって豪華にな? なんでも俺が用意するぞ」
「わ、私は……階段より、怪談の方が、好き……かな……」
「ははは、なるほどな!」


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