過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える 続きと終わり
1- 20
28:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/17(土) 19:45:52.16 ID:kAKMmD4ho
私は彼女のことも失いたくない。かけがえのない友人だと思う心に偽りはない。

そんな彼女は誰よりも暖かくて優しいから、私が後ろめたさという理由で退こうとするなら、自分を抑えて私の背中を押そうとしてくれるのかもしれない。

そうすると、負い目から私は彼女と友達では居られなくなるかもしれない。

彼女の優しさに甘えるだけ甘えていいわけはないが、もしどちらかしか選べないのであれば、私がどうするかなんてもうわからない。わからなくなった。

私は彼の言葉にそれほど揺れている。家族を振り切って、友人を置き去りにして、全てを失ってでも彼のことを───そんな現実味のない妄想すら輪郭を帯びて見える。

でもそんな選択をしたところで、先に待つのは破滅だけだ。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
346Res/199.50 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice