過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える 続きと終わり
1- 20
30:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/17(土) 19:47:07.91 ID:kAKMmD4ho
「……なら、待つよ。いつまででも、お前が立てるようになるまで。それからならいいだろ」

「待つって……いつになるかわからないのよ?ううん、もしかしたらそんな時なんてずっと来ないかもしれない。私は比企谷君が思うより、ずっと弱い人間だもの」

「それでも待つ。俺は……お前を、雪ノ下を信じてるから、いつまでだって待てる」

ああ、これは生徒会室で見たあの顔だ。

なら彼の意思は私の言葉では動かせない。変えられない。

だが、本当にこれでよかったのだろうか。

私は因果応報なのでどうでもいいのだが、私が彼に対してすることは貴重な時間を奪う行為と言っても過言ではない。彼がいくらそれでいいと言ってくれても、やはり躊躇ってしまう。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
346Res/199.50 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice