717:名無しNIPPER
2015/10/29(木) 21:28:36.13 ID:fQccCvVP0
南軍共同墓地
亜季「……ひとまず終わったよ……ジャクスン………平和がやって来たんだ。」
718:名無しNIPPER
2015/10/29(木) 21:29:50.56 ID:fQccCvVP0
亜季「………拾ってしまったこの命をどう使うか……ずっと考えていた……………分かったんだよ、私に出来る事は戦いだけだ、と。」
亜季「…これから私は終わりなき戦いに身を投じる。教育の現場を戦場として、差別や暴力や……そう言ったものと戦い続けるつもりだ。」
亜季「……今度こそ本当の……正真正銘の……最期の戦いになるだろう。」
719:名無しNIPPER[sage]
2015/10/29(木) 21:30:38.77 ID:ucDrLxiAO
それでな、私は学校の教師になって子供たちを教えることになったんだ
720:名無しNIPPER
2015/10/29(木) 21:41:05.03 ID:fQccCvVP0
亜季「それでな、私は学校の教師になって子供たちを教えることになったんだ。……周りは理事長になれと煩かったんだがな…現場に出れないのはもう御免だと断らせてもらった。」
墓碑「…………………………」
亜季「現場に出ない指揮官に、心を掴む事など出来はしない。顔を見て、現場の空気に触れてこそ、だ。」
721:名無しNIPPER
2015/10/29(木) 21:50:47.15 ID:fQccCvVP0
亜季「……まさしく命をかけるのに相応しい仕事……と、言うべきなのだろうか。…私の全力で挑ませてもらうべき……」
亜季「…私1人では成功するかどうか、全く覚束ないよ…………私1人では……ね。」
亜季「…………………………」
722:名無しNIPPER
2015/10/29(木) 22:04:06.68 ID:fQccCvVP0
亜季「……もちろん、私の一番理解者はお前だし、一番の片腕もお前だ。これから先も、お前以上の存在とは出会えないだろう。」
墓碑「……………………」
亜季「……『鉄壁』ジャクスン……お前の事は私が生涯忘れない。お前と言う人間の生き様も……これからの子どもたちに教えていこうと思う。」
723:名無しNIPPER
2015/10/29(木) 22:11:23.64 ID:fQccCvVP0
仁美「………リー将ぐ………いや、リー先生。」
亜季「………進捗具合はどうだ?」
仁美「順調……とは言えませぬが、着実に進んでおります。」
724:名無しNIPPER
2015/10/29(木) 22:18:58.85 ID:fQccCvVP0
仁美「……しかし、主要な禍根はおおよそ断ちました。議会や警察も徐々にですが正常化してきておりまする。」
あやめ「苛烈な政策の大半がシャーマンが手を回して実行させていたものでした。…………南部と北部の関係はこれから変わっていくでしょう。」
亜季「……次世代に引き継ぐまでに、膿を掻き出しておくのも我々の役目だ。」
725:名無しNIPPER
2015/10/29(木) 22:29:22.21 ID:fQccCvVP0
亜季(……資料の数々や北軍側と…その他からの証言もあり、あの闘いにおいて私は逆賊となるどころか、図らずも人知れず戦いを続けていた『英雄』へと担ぎ上げられてしまった……)
亜季(…名声とやらが、さらに高まってしまった形だ………その様な物に興味は無いが…利用させてもらうにはとても役に立つものだ。)
亜季(…この教育と言う戦場で戦っていくために……な。話を通すには何かと都合が良い。)
726:名無しNIPPER
2015/10/29(木) 22:36:30.78 ID:fQccCvVP0
タラ フォンティン屋敷
聖「今年採れた綿花と野菜と……果物です……!」
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