過去ログ - ことり「ことうみ税を導入します!」
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218:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/18(日) 22:08:31.51 ID:5wbn68Xa0
先日の大規模デモから数日が経った。首相を呑み込まんとする群衆の叫声は無く、電気自動車の微かな往来音が響くだけである。ただしその入り口となる自動ドアは職員の頻繁な出入りにより定期的な開閉音を刻む。常時開閉しておいた方が電気代の節約になるのではないだろうか。
首相官邸内は慌ただしかった。もって十数年は維持すべく準備していた鳥籠番号制度の廃止は、職員に幾重もの後始末を強いた。関係者各位への陳謝、法的手続き、各機関との廃止に向けた連携など、一つの仕事を取っても大量の書類とアポイントメントを要し、職員達はてんやわんやしていた。
職員が汗馬の如く邸内を駆け巡る様子を、警備員は欠伸を隠しながら眺め遣る。インドアの連中には丁度良い運動になるんじゃないか。そんな心中の言葉を別の警備員にアイコンタクトで送る。その別の警備員は徐に制服の前ボタンを外していく。警備員は慌てて首を振った。
219:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/18(日) 22:10:30.87 ID:5wbn68Xa0
ことり「それは……」
首相は口を噤む。されど唇から溢れ出す涎はトロリと糸を引いて零れていく。これから先に告げる言葉はきっと、いや間違い無く守られることはない。その言葉はかつて幾度も夫人に誓いを立てる際に告げてきた。その結果が現在であるのだから、初めから首相には改心の余地は無いのである。
220:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/18(日) 22:11:45.30 ID:5wbn68Xa0
海未「まだ言いますか!この!この!」
バシンッ! バシンッ!
ことり「ひぃん♡ことりの背中はもう真っ赤だよぉ♡」
221:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/18(日) 22:14:22.14 ID:5wbn68Xa0
海未「あなたは破廉恥です!そんないやらしい人はお尻も前も攻めてあげます!」
バシバシッ
ズッチュ…ズッチュ…
222:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/18(日) 22:17:08.72 ID:5wbn68Xa0
秘書(連日連夜とよくやりますね、このお二人は。まあこの二人が醸し出す香りは好みではありますが)
秘書(だからといってほぼ全ての仕事を秘書に委ねるというのは如何なものかと思います)
秘書(園田首相のワンマン政権の頃と比べれば、仕事に遣り甲斐が見出せます。ことうみ税制度の廃止をさっさと済ませて、この国の発展に貢献したいものです)
223:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/18(日) 22:19:32.00 ID:5wbn68Xa0
秘書(国会議員になられた頃が懐かしいです。仕事をする機械とまで揶揄されてきた私の名前を、素敵な声で『ちゃん』付けで呼んでくださったこと)
秘書(あの頃の優しいことりさんが帰ってきたのかもしれません…)
秘書「…どうぞ」
224:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/18(日) 22:21:46.54 ID:5wbn68Xa0
秘書(私が知る限りではもう……)
秘書(……この国はダメかもわかりません)
225:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/18(日) 22:22:42.54 ID:5wbn68Xa0
・数か月後、ある日の西木野病院
226:名無しNIPPER
2015/10/18(日) 22:22:59.71 ID:CJcVeU9Zo
結局なにがしたいの
227:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/18(日) 22:25:25.96 ID:5wbn68Xa0
にこ「ふわっあ……んんっ!バ…カ……あんっ…シャワーあびるだけって…っっんんんっ!」
真姫「どこをなでても、つまんでも、いれても喘いじゃうなんて、にこちゃんてば、いやらしい人♡」
真姫「もっと聞かせて…にこちゃんの恥ずかしい声…」
228:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/18(日) 22:26:49.94 ID:5wbn68Xa0
穂乃果「遅いよー、お土産の出来立てほむ饅が冷めちゃったじゃん。何してたの?」
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