過去ログ - 【アニマス×デレアニ】「夢の頂上決戦!765プロvs346プロvs961プロ」
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156:その八『記憶』[saga]
2015/11/26(木) 22:39:21.90 ID:Tum4lAkfo


 プロデューサーは、すぐさま自分が飲んだであろう金額以上の紙幣をテーブルに置き、その場を走って去ってゆく。

 彼女は『やれやれ、忙しい事だ』と心の中で笑った。
 そして、半ばやけくそ気味に、彼の飲み損ねたウイスキー・ショットを一口に飲み干す。


 くいっ……タン!


「……っはぁ。もう少し、付き合ってくれてもいいとは、思わないかね?」

「はぁ……」


 急に問いかけられたバーテンダーの困惑する顔。
 そして背後から聞こえる声。


「あ、美城専務」


 店の入り口から顔を覗かせたのは346プロの歌姫、高垣楓。
 既に彼女は赤ら顔。今夜は2件目といった装い。


「おひとりですか」

「……あぁ、そうだが」

「じゃあ……”ツバメ”みたいに隣に”座ろー”っと」

「……」

「ふふっ……あら、ウケませんでしたか」

「……いや、大爆笑だ」

「あは、専務も話が分かりますね。じゃあ……お疲れ様です♪」

「……お疲れ」



  カチンッ♪



 その八『記憶』 終



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