過去ログ - 【アニマス×デレアニ】「夢の頂上決戦!765プロvs346プロvs961プロ」
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エピローグ
[saga]
2015/12/08(火) 23:48:55.62 ID:SwM7fNx1o
エピローグ・玲音と凛
・公園のベンチにて。
「まずは、謝らせてほしい。渋谷、キミを試すようなことをして悪かった」
「……演技だった、っていうのは噂で聞いた」
「ふぅん。なら、話は早いね」
玲音はベンチに腰を掛け、目配せをして凛にも座るよう促す。
だが、凛は首を横に振り、あくまで玲音の正面に立つ。
玲音は肩をすくめると、ゆっくり口を開いた。
「……渋谷。もしかすると、君はアタシの可能性の一つだったのかもしれない」
「どういうこと?」
「君は昔のアタシにそっくりだ。前だけを見て、走る。それだけを考えて生きてきた」
「……」
「ただ一つ違ったのは……仲間の存在、かな」
「仲間……」
「あぁ。アタシには無かったものだ」
遠い目をしながら、彼女は手に持った缶コーヒーを一口飲む。
「だけど、そんな頼れる仲間にも、限界ってものがある。
いつか、ユニットの誰かが着いてこれなくなるかもしれない」
「限界なんて、ないよ」
「どうしてそう言い切れるんだい? そんな魔法みたいなこと……」
「魔法はあるよ。永遠に解けない魔法」
「……」
「プロデューサーがかけてくれたんだ。それも、とびっきりのやつを」
「……ふふ」
「何?」
「子供が見る、夢物語みたいだ」
「うん。夢物語。悪い?」
「ぷっ」
玲音は我慢が出来ずに吹き出す。
「アーッハッハハハ!! お、お腹がいたい! いぃーひひひ!!」
「わ、笑わないでよ!」
「いやぁ……フヒ……笑って悪かった! でも、渋谷らしくていいね」
ふぅ、と一息ついて缶コーヒーを一口。
「しかし魔法……ねぇ。ま、そういうのもアリか」
「……」 ムスッ
「とにかく! アタシはまだまだ踊り足りないんだ。
今度は、キミ達の舞踏会にお邪魔させてもらおうかな」
「え?」
「実は、旧友から招待状を頂いていてね」
玲音がチラリと見せたのは、346プロのロゴ入りの封筒。
冬の舞踏会への招待状のようだ。
「楽しそうなパーティーになりそうだ。……もちろん、キミ達も参加するんだろう?」
ニヤリと笑う玲音。
……アイドルたちの”闘い”は、まだまだ終わりそうに無い。
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