過去ログ - 苗木「強くてニューハーフ……?!」モノクマ「そうです!」
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20: ◆yrrWowwxP2[saga sage]
2015/10/21(水) 16:58:36.29 ID:Cb9pOKlMo

舞園「……苗木君?」

苗木「……そう、だね。探してもいいかもしれないけれど、その前に皆ともっと話して仲良くする方がいいんじゃないかな」

舞園「えっ」

苗木「……事件を起こしたいなんて気持ちの人、いないと思うんだ。少なくとも今は、自分の身の変化の方に手いっぱいだと思うし……」

舞園「で、でも、いつモノクマやモノクマを操ってる人に攻撃されるか……」

苗木「そんなことがあったら、ボクたちがみんなで舞園さんを守るから。そうやって守りあうためにも……今は武器よりも、話し合いの方が必要だと思うんだ」

舞園「そういうものでしょうか……」

苗木「もし不安なら、部屋も隣りだし、すぐに駆けつけるよ」

舞園「……ふふっ、そうですね。じゃあ、もしもの時はお願いします♪」

苗木「うん」

舞園「じゃあ、そうですね。ちょっと他の子達とも話してみたいと思います」

苗木「舞園さんなら、すぐみんなと仲良くなれそうだけど……頑張ってね」

舞園「はい!」


そう朗らかに笑うと、舞園さんは食堂から出て行った。
……少なくとも、これで模造刀がボクの部屋に来ることはない。
部屋を交換したとしても、桑田クンは反撃じゃなくてすぐに逃げるしかなくなる。

桑田クンが死んでしまう可能性もあるけれど、スポーツ選手だし、多分とっさに避けるぐらいはできるはずだと思う。
……できるといいな。頑張ってほしい。そういう風に思いつめる前に何とかするのが一番だけど、いざというときは彼の身体能力に賭けるしかない。

ボクが一通り散策を終えて食堂を出ると、ランドリーの前で江ノ島さんと舞園さんが何か話していた。
舞園さんはボクを見つけて軽く手を振ってくれたけれど、江ノ島さんはボクを少し見ただけでそれ以上の反応はなかった。

そのまま購買部へ向かう。
舞園さんからもらった分を含めて、5枚のモノクマメダルを使って5回回した。


苗木「新品のサラシ、インビトロローズ、ミネラルウォーター、子猫のヘアピン……うわっ、浮き輪ドーナツ出てきた」


浮き輪ドーナツは早々に朝日奈さんにプレゼントする事として、ほかはどうしようか。
思った以上に小物ばかりが出てきてしまった。

戦利品を眺めて思案顔をしていると、霧切さんが購買部を訪れた。


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