24:名無しNIPPER[saga]
2015/10/21(水) 21:26:33.53 ID:c9hFcx2r0
「ぷっ、プロデューサー……さん……」
「これから二人きりの世界でどうしようか」
「あの子が最後に言ってた……。歌ってて」
25:名無しNIPPER[saga]
2015/10/21(水) 21:27:05.40 ID:c9hFcx2r0
小梅は音のないこの終わりの世界で歌い続ける。何度も何度も何度も何度も。歌う事をやめない、自分も止めようとはしなかった。ただただ小梅の歌声に魅了されてずっと聴いていた。何度も繰返し終わらない歌を聴いていた。
「ひっ、ひかり。太陽だ」
薄暗いだけの世界に太陽が訪れ照らしてくれる。次第に雪は溶け、陽に当たる枯れた草は緑に染まって草原は生い茂る。冬を越して春が始まったかのように動物達が顔を出す。太陽に照らさせれて歌う小梅はいつの間にか笑顔だった。
26:名無しNIPPER[saga]
2015/10/21(水) 21:27:44.71 ID:c9hFcx2r0
終わりの世界は小梅の歌声で変化した。それはまるでこれから新しい世界が始まるかのように。希望に満ちた次の世界、次は争いなんて起きない世界、誰もが助け合い問題が起きても協力をする世界。
「ひっ、陽の光……当たりたくない……。でもプロデューサーさん……と一緒だから」
「ありがとう小梅。次は争いのない世界にしたいね」
27:名無しNIPPER[sage]
2015/10/21(水) 21:35:46.99 ID:c9hFcx2r0
ぐだぐだになってしまって申し訳ありませんでした
28:名無しNIPPER
2015/10/22(木) 00:02:13.85 ID:Y9zxeHgg0
はいご苦労さん
29:名無しNIPPER[sage]
2015/11/16(月) 22:09:56.97 ID:6p0sdn5AO
乙
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