過去ログ - 終結の彼方
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25:名無しNIPPER[saga]
2015/10/21(水) 21:27:05.40 ID:c9hFcx2r0
小梅は音のないこの終わりの世界で歌い続ける。何度も何度も何度も何度も。歌う事をやめない、自分も止めようとはしなかった。ただただ小梅の歌声に魅了されてずっと聴いていた。何度も繰返し終わらない歌を聴いていた。

「ひっ、ひかり。太陽だ」

薄暗いだけの世界に太陽が訪れ照らしてくれる。次第に雪は溶け、陽に当たる枯れた草は緑に染まって草原は生い茂る。冬を越して春が始まったかのように動物達が顔を出す。太陽に照らさせれて歌う小梅はいつの間にか笑顔だった。


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