5: ◆sIPDGEqLDE[sage saga]
2015/10/22(木) 00:41:58.72 ID:xPAdlDZ80
店員「お水失礼いたします」
お盆に乗せたグラスを亜美の前に置いてくれた。
仕事終わりでそこそこ喉が渇いてたから、早速一口だけ流し込む。
6: ◆sIPDGEqLDE[sage saga]
2015/10/22(木) 00:42:56.10 ID:xPAdlDZ80
写真のオムライスは美味しそうだけど、ここに誘わてきたのはお肉が焼ける匂いだから、亜美としてはお肉が食べたい!
店員さんには悪いけど、亜美は別のメニューにするよ!
メニューをめくり、肉料理のページに進める。
7: ◆sIPDGEqLDE[sage saga]
2015/10/22(木) 00:44:13.87 ID:xPAdlDZ80
店員「ご注文お決まりでしょうか」
心に決めたメニューを、はっきりと目を見て伝える。
8: ◆sIPDGEqLDE[sage saga]
2015/10/22(木) 00:45:40.26 ID:xPAdlDZ80
店内に目をやると、相変わらずお客さんはまばらで、とても繁盛しているようには見えない。
とはいえ、お店自体そんなに大きくないのでこんなものなのかもしれない。
そんなことを考えながら、メニューを見たり、店内を見たりを繰り返していると
9: ◆sIPDGEqLDE[sage saga]
2015/10/22(木) 00:46:37.09 ID:xPAdlDZ80
この音と匂いが、よりお腹を空かせるねぃ。
店員「ソースが跳ねますので、垂らしたナフキンを持ち上げてください」
10: ◆sIPDGEqLDE[sage saga]
2015/10/22(木) 00:47:26.99 ID:xPAdlDZ80
鉄板の上には2つのハンバーグ。
大きさはそんなに大きくない。
200グラムのセットだから、一個が100グラムくらいなのかな?
11: ◆sIPDGEqLDE[sage saga]
2015/10/22(木) 00:48:14.82 ID:xPAdlDZ80
めっちょ美味しい。
いかにも肉っていう肉なんだけど、柔らかくて、かつジューシー。
そこにデミグラスソースの深い味わい、っていうのかな? それが合わさって、何か口の中が凄いことになってるYO!
12: ◆sIPDGEqLDE[sage saga]
2015/10/22(木) 00:49:05.76 ID:xPAdlDZ80
亜美「なんか竜宮小町みたいだ」
チーズのハンバーグは亜美といおりんとあずさお姉ちゃんで、律っちゃんがデミグラスソース。
4人が揃って初めて竜宮小町だもんね。
13: ◆sIPDGEqLDE[sage saga]
2015/10/22(木) 00:50:21.10 ID:xPAdlDZ80
亜美「フォークだとすくうのが難しいんだよねぇ……んしょっと。はむっ」
柔らかくなったニンジンとグリンピース、そこにコーンのプチプチとした食感が交じり合っている。
なんかあずさお姉ちゃんとお姫ちんに翻弄されるひびきんみたいな、そんな感じだ。
14: ◆sIPDGEqLDE[sage saga]
2015/10/22(木) 00:50:51.90 ID:xPAdlDZ80
亜美「はぐっ……はむっ……んぐんぐ……ん〜、ほっくほくだYO〜」
蒸かして、塩コショウしただけのじゃがいもがこんなに美味しいなんて。
シンプルだからこそ、美味しさがストレートに伝わってくるよね!
15: ◆sIPDGEqLDE[sage saga]
2015/10/22(木) 00:51:48.73 ID:xPAdlDZ80
鉄板のおかげでハンバーグは冷めておらず、最初とほぼ変わらない熱さを保っていた。
亜美「ん〜〜〜〜、ほいひい〜」
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