過去ログ - 【超電王】バッド・ラック・ラプソディ【デレマス】
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70: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/10/29(木) 00:23:13.68 ID:JNqIsjt+0
「じゃ、ここでいいかな?オレ、電車移動じゃないから」

港湾地区からバイクで移動し、2人は最寄りの駅前に到着した。
降りるのは、ほたるだけ。幸太郎はそのままバイクで帰るという。

「本当に、本当にありがとうございました」
「オレは大したことはしてないよ。自分の強さを信じろってだけさ」

深く頭を下げるほたるに、幸太郎の掛けた言葉はやはり軽かった。
その軽さは軽薄なのではなく、自分の言葉を他人の重しにしないためなのだと、今のほたるは理解していた。

「アイドル、がんばれよ。オレも応援してるから」
「はい!」
「その返事なら、もう心配いらなさそうだな。…じゃあな!」

その言葉を最後に、幸太郎はバイクを動かし始めた。
ほたるも幸太郎に背を向けて、駅に向かおうとする。
財布を出すためにワンピースのポケットに手を伸ばすと、慣れない感触を感じた。


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