59:名無しNIPPER[saga]
2015/10/24(土) 17:19:53.07 ID:wlnW7ggg0
団結という、765プロの旗印を体現するように――。
仲間やファン、他の人達のことを大事に思わない子は、誰一人としていません。
本当に、良い子達ばかりです。
年少者はともかく、結婚しろと言われれば――。
いや、たとえ言われなくとも、できることなら誰とだって結婚したいとさえ思います!
そりゃあ俺だって男ですから!
でも、そのために、皆のアイドルとしての将来を奪うようなことはしたくないんです。
皆をトップアイドルにさせるまでは、俺は、皆のプロデューサーです。
皆が夢を叶えるところを、見届けることが、俺の夢です。
浮かれてる余裕なんて、ありませんよ。
そう、酔っ払いながら、熱弁されるのを聞いて――。
実際の言葉遣いは、その――もう少しだけ、お下品でしたけれど――。
何だか、私の方は、すっかり酔いを――いいえ、目を覚まさせられてしまいました。
私は、なんて恥ずかしいことを、この人に聞いてしまったのでしょう、って。
運命の人に、見つけてもらえるように、トップアイドルを目指しているのに――。
その道の途中で、浮ついたことを言ってしまっては、いけませんよね。
それで、その帰りなんですが――。
音無さんだけじゃなくて、プロデューサーさんもすっかりデキあがってしまって――。
結局、タクシーでお送りすることにしたんです。
幸い、お二人のお家は、そんなに遠くなかったのですけれど――。
家までお見送りしないと心配なほど、具合が悪く、タクシーに乗せるのもやっとでした。
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