過去ログ - 煌「私は、周りが思うほど強い人間ではありませんよ」
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24: ◆aaEefGZMoI[saga ]
2015/10/25(日) 00:33:55.25 ID:kH7zxJKIo


姫子「え?」

煌「姫子……私はね、周りが思うほど強い人間ではありませんよ」

姫子「何言いよっと。花田は強かたい」

煌「そんなことありません」

姫子「いやいやそがんことなか。
   だってあん時、捨てゴマのレギュラーて知って、全然落ち込まんかったやん」

煌「ショックだったよ? 聞いた時は」

姫子「……え?」

煌「捨てゴマだなんて言われて、落ち込まない人いませんよ。
  私だって聞いた時は、ショックだった。
  レギュラー入りで喜んだのも、ぬか喜びだったんだって思っちゃった」

姫子「まさかそがん……花田が……」

煌「だって私、最初にレギュラー入りって言われた時は
  努力が実ったんだ、実力が評価されたんだ、って思ったんだよ?
  実際、レギュラーになるために頑張ったつもりだったし」

姫子「そいは……」

煌「ただ……
  私はすぐに考え方を変えることができたんだ」

姫子「え?」

煌「捨てゴマとはいえ、レギュラー入りできたのは事実。
  だったら、自分が果たすべき役割を全力で果たして、チームに貢献するべきなんだって」

姫子「……」

煌「そう思うと、なんだかすごく前向きになれたんです。
  それと同時に、自分に役割が与えられたことに感謝の気持ちが生まれて」

姫子「……」

煌「だから、あんまり落ち込まなかったって話なんだよ」

姫子「……」




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