過去ログ - 煌「私は、周りが思うほど強い人間ではありませんよ」
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29: ◆aaEefGZMoI[saga ]
2015/10/25(日) 00:38:57.20 ID:kH7zxJKIo


姫子「今回、花田が助けに来てくれたから良かったけど……
   誰も来んかったら、私そのまま退部しとったかもしらん」

煌「それは困りますねえ」

姫子「結局、私っていう人間がもう依存的なんよ……」

煌「ふむふむ。姫子の言いたいことはよくわかりました」

姫子「……
   こがんぢくーか愚痴ば聞いてくれてあいがと、花田」

煌「いいってことですよ。私の方から聞きたいと申し出たんですから」

姫子「はは、そっか」

煌「他にはない?」

姫子「んー、まあこがんとこかな。
   ん、なんかすっきりしたかも」

煌「それは良かった」

姫子「はは。
   いやー、でもこがん本音花田にしか話せんばい。
   ほんなごて来てくれたんが花田で良かった」

煌「そこまで言われると照れますねえ」

姫子「照れんでよかよー」

煌「あ、そういえば……」

姫子「?」

煌「結局、姫子は部長の後を追うことにしたの? 進路」

姫子「……今はまだ考えとらん。
   付いて行きたいっていう気持ちは正直あるけど……」

煌「さっきはあえて口を挟まなかったけど……
  本当に部長が好きでそれが本音なら、ずっと付いていくって選択肢はありなんじゃないかなあ?」

姫子「……そがんかな?」

煌「うん。だって一番大事なのって、自分の本音だもん。
  本当は他にやりたいことあるけど部長が行くなら付いていく──だとチョットだけど、
  付いていくことが本音なんだったら、それはそれでいいんじゃない?」

姫子「……そか。考えてみる」

煌「うん。白水部長も姫子のこと嫌いには全然なってなさそうだったし、きっと大丈夫だよ」

姫子「ほんに?」

煌「そうだよー。だって毎日部室来て、姫子が来てるか確認してたんだよ?
  むしろ相当気にしてるよ」

姫子「……ほんに、ぶちょーには悪いことしたばい……」




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