過去ログ - アイシャ・ジャクソンの半生記
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20:名無しNIPPER
2015/11/01(日) 00:42:45.73 ID:wWHmbeBW0
―ホテル

私はホテルに戻ってソファに座ると、カフェオレを飲みながらジムを待った…

アイシャ「ジムのことだからきっと怒ってるだろな…」

ジム「ただいま」      

ピシャッ!!

ジムは挨拶するといきなり私の頬を思い切りはたいた。

アイシャ「痛い! 何するの!」 

ジム「いい加減にしろ!」

アイシャ「何…?そりゃ黙って出て行ったのは私が悪いけどさ…」

ジム「違う! そんなことじゃない! 前々から言おうと思ってたがな…」

ジムは「怪しい外国人とあんまりつるむな」「他の男とつるむな」
僕の面子を考えろ、キミの立場を考えろ…と言う。

アイシャ「あなただって私の気持ちを少しは考えてよ!」

ジム「なにィ?」

アイシャ「あなたが私の気持ちを考えたことある?
      いつも僕が、会社が、面子が…」

ジム「・・・・・・」

アイシャ「ねぇ、私は…貴方のなんなの? 貴方にとって私って何よ?」

ジム「恋人さ…アイシャ、僕はキミを愛してるんだよ?」

アイシャ「愛しているなら少しは私のことも考えてよ…」

ジム「考えてるさ」

アイシャ「ウソ!考えてない!」

ジム「おまえのその服、その靴、その化粧品、買ったのは誰だ?
    ココのホテルに泊まれるのは誰のおかげだ?
    プールやエステに行くのは誰だ!?」

アイシャ「・・・・・・・・・・・」

ジム「今日おまえが使った車も運転手も僕ン家の会社の所有物だ…」

アイシャ「ねぇ、それじゃ私、人形みたいじゃない…」



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