5:名無しNIPPER[saga]
2015/11/01(日) 00:25:24.26 ID:6EzCHK840
プロデューサーと分かれて、しばらく後。灯りの少ない自室で一人、小梅は空に向かって呟く。
「そう……だね、やっぱり、早くトップアイドルにならなくちゃ……ね」
語り掛ける彼女の瞳はまっすぐに何かをとらえていて、同時にその先にあるものをも見透かすようだった。
「うん……ありがとう……」
彼女の小さな声が部屋の静けさをより際建て、反響する。
「も、もう……残った時間もあんまりない、し」
声に呼応するように、誰もいない室内の風が彼女ののほほをわずかに撫でた。
6Res/3.89 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。