過去ログ - 小梅「終末論の、少し先」
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5:名無しNIPPER[saga]
2015/11/01(日) 00:25:24.26 ID:6EzCHK840
 プロデューサーと分かれて、しばらく後。灯りの少ない自室で一人、小梅は空に向かって呟く。

「そう……だね、やっぱり、早くトップアイドルにならなくちゃ……ね」

 語り掛ける彼女の瞳はまっすぐに何かをとらえていて、同時にその先にあるものをも見透かすようだった。

「うん……ありがとう……」

 彼女の小さな声が部屋の静けさをより際建て、反響する。

「も、もう……残った時間もあんまりない、し」

 声に呼応するように、誰もいない室内の風が彼女ののほほをわずかに撫でた。


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