10:商業科生
2015/11/01(日) 23:17:15.48 ID:lOwjkEXl0
「!いやだ・・・」
「ゆうく・・」
「俺、君のことが好きなんだ!あんな短い時間で嘘だろって思うかもしれないけど・・・君がどんな姿でも・・・元の姿でも、俺は君のことが好きだ!」
「!」
「だから・・・だから!ずっと君のそばにいさせてくれ!」
「ゆうくん・・!」
「俺のわがままだ」
「・・・じゃあ、これからもお願いします」
「あぁ・・・」
さっと奈緒を抱きかかえる。
「!?」
ちゅっ
適当なとこにキスする。
変態だっていい。
俺は、奈緒が好きだ。
「・・・ゆう、くん」
「ん?」
「大好きだよ・・」
「俺も」
と、青白い光が奈緒を包む。
「!この光、昨日の・・・!」
「え?」
だんだん人間の姿になっていく。
だが、実体はない。
「あははっ。せっかく、元の姿に戻ってもランドセルの姿じゃないと触れられないなんて、皮肉だね・・・」
悲しそうに奈緒が笑う。
「奈緒!俺は君が好きだ!好きだ好きだ」
「何言って・・・」
今は赤くなっているのがわかる。
「愛してる!!」
「っ!」
奈緒の目から一筋涙がこぼれる。
それが足元に落ちる。
と、そこからしずくが広がり、奈緒の足を濡らした。
「え・・?」
涙が触れたところから実体化している。
「!」
ついに、全身が実体化した。
「奈緒!」
「ゆうくん・・・好きです」
二人は幸せなキスをしてFin
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