過去ログ - 未央「安価で他のアイドルに告白する!」
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61:名無しNIPPER[saga]
2015/11/03(火) 01:46:48.05 ID:umkdWLTI0
未央「と、とにかくしぶりん。いつまでもこのままじゃいられないし、そろそろ公園からでよっか」

凛「………」コクン

しばらく私の胸の中で顔を隠していたしぶりんだったが、流石にアイドルである自分がいつまでもこの体制ではまずいと思ったのか、ゆっくりと名残惜しいように上体を起こした。
と同時に、まるで子犬がお気に入りのおもちゃを片時も離したがらないように、私の手をぎゅうっと握ってくる。


未央「え、えーと。とりあえず次の場所に行こう? 手ならちゃんとつないでるからさ」

凛「……うん」

今までよりも明らかに近い距離感で、立ち上がった私にしぶりんが体を寄せてくる。
さっきまで並んで歩いている肩の距離が50pだとすると、今はもう5pも離れていないんじゃないかというほどに彼女は寄り添ってきているのだ。

しぶりんの手を引いて、次のデートスポットに向かう。
そんな私の頭の中では、さっきキスした彼女の唇の柔らかさが、反芻するように響いていた。



私の心臓がさっきからやたらうるさく跳ねているのは、罪悪感……だけ、なのかな。


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