過去ログ - 未央「安価で他のアイドルに告白する!」
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711: ◆bdus5wZu/VP9[saga]
2015/12/12(土) 00:29:58.07 ID:LtF78/4+0
未央「わーーーっ!!」



……ばっしゃーーん!!!




体に感じる強い水圧とともに水面に打ち付けられる。

もがいて水面に浮きあがると、さっきまでのスピード感が急に無くなったことでふらつく足で踏ん張りながら、大きく息を吸い込んだ。


未央「……ぷはーっ、あー、楽しかったー!」


後ろではあーちゃんが同じように息を吸い込んで、私の背中にもたれるようにして立ち上がった。

藍子「ん……っ、ぷはぁ……。えへへ、最初はちょっと怖かったけど、滑ってたらそんなのどこかに行っちゃいました! はじめてだったけど、すっごく楽しかったです!」

あーちゃんにしては珍しく興奮した様子でそう話しかけてくる。よかった、こんなに喜んでもらえて何よりだ。結果オーライってやつかな。

未央「うん、私もすごくスッキリしたよ! ……じゃあ、とりあえず一回プールサイドにあがろっか?」

藍子「そうですね。いつまでもここにいたら、後から滑ってくる人たちの邪魔ですもんね」

未央「うん。じゃあいこっか」

藍子「はい、行きましょう!」

未央「………うん」

藍子「……? どうかしましたか? 未央ちゃん」


未央「いや、えっと、その……、そろそろ離れてくれないと、ちょっと歩きにくいかなーって」


藍子「へ? …………あっ!!」

私がそう言うとあーちゃんは、滑り終わってからもずっと私の後ろに抱き着いたままだったことにようやく気付いたみたいだ。



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