過去ログ - 未央「安価で他のアイドルに告白する!」
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712: ◆bdus5wZu/VP9[saga]
2015/12/12(土) 00:42:41.61 ID:LtF78/4+0
藍子「ご……ごめんなさい! 気づかなくって……!」

未央「いや、全然大丈夫なんだけどね? ちょっと歩きにくかっただけだから……」

ぱっと後ろに離れたあーちゃんは、恥ずかしそうに両手で顔を抑えていた。……いや、正直私としてはずっとあーちゃんの感触を感じていたかったのは事実なんだけど、さすがにずっとそのままだとプールから上がれなかったもので……。

藍子「うぅ……なんだか、未央ちゃんに迷惑ばっかりかけちゃってる気がします……」

未央「そんなことないって。……ほら、掴まって?」

先にプールサイドに上がった私が、プールの中にいるあーちゃんに手を差し伸べる。恥ずかしそうにその手をとった彼女を引っ張ってこちらに引き上げると、抱きとめるようにしてその身体を受け止めた。

未央「……」

……うぅ、まだ背中にあーちゃんの温もりや感触が残っているような気がして、否応なしに心臓がどきどきしてしまう。
赤くなった顔、あーちゃんにバレてないかな?


未央「それじゃあ……いこっか、あーちゃん」

藍子「はい、未央ちゃん」

――どちらから、ということもなく、私たちは手を繋いだ。
なんだか……こうやって二人でデートに来れたからか、あるいはついさっき成り行きとはいえお互い抱き合うなんてことをやってしまったせいか。以前よりも彼女との距離が、少しづつ、縮まっている気がする。
これが私の希望的観測でなければいいな、なんて、そんな事を思ってしまうくらいには。



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