過去ログ - 未央「安価で他のアイドルに告白する!」
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791: ◆bdus5wZu/VP9[saga]
2015/12/18(金) 23:41:05.98 ID:HD9Ym2g70
――抱きしめた彼女の両肩が、びくんと小さく震える。
私の首筋に当たる彼女の吐息が、撫でるように漏れては空気に溶けていくのがわかった。


未央「…………」
以下略



792:名無しNIPPER[sage]
2015/12/18(金) 23:55:44.04 ID:tq/TBdbSO
お、来たか……!


793: ◆bdus5wZu/VP9[saga]
2015/12/18(金) 23:55:54.56 ID:HD9Ym2g70
最近忙しくて中途半端になっちゃってて申し訳ないです……。とりあえず今日はできるだけ進めたい。


794: ◆bdus5wZu/VP9[saga]
2015/12/18(金) 23:56:22.61 ID:HD9Ym2g70
あーちゃんの瞳からぼろぼろと零れる大粒の涙が、プールの水に落ちて、溶けて、混ざってゆく。
見ると彼女は、今までのおっとりした雰囲気の彼女からは聞いた声がないほど――掠れたような、心臓の奥から迸る感情のままに言葉を吐き出したような、そんな感極まった声で、そう言葉を紡いだ。

未央「……あーちゃ」

以下略



795:名無しNIPPER[sage]
2015/12/18(金) 23:59:02.00 ID:15ubSoBbo
リアル大事にでええんやで…


796:名無しNIPPER[sage]
2015/12/19(土) 00:02:13.45 ID:tD04iL5c0
>>1のリアルが最優先。古事記にもそう書かれている


797: ◆bdus5wZu/VP9[saga]
2015/12/19(土) 00:07:32.50 ID:copGDQO90
その後、もうあーちゃんの気持ちは伝わったよ。私もあーちゃんのことが大好きだよ。なんて、周りに聞こえないよう耳元で小さく囁いていたのだけれど。あんまり彼女が泣き止まないものなので、次第に周囲の人が「女の子が泣いている」ということで私たちの近くをちらちらと覗くようになってきた。

未央「えっ……と、あ、あーちゃん。私も言いたいこと色々あるけどさ、とりあえずここから離れない?」

藍子「……うぇ……っ、ひっぐ、えぐ……私、未央ちゃんのことがほんとに大好きで、初めて会った時から、ずっと……!」
以下略



798:名無しNIPPER[sage]
2015/12/19(土) 00:08:39.83 ID:wuvsmIbkO
続きはよっていうのは直訳すると面白いです最後まで頑張ってくださいって意味だから


799:名無しNIPPER[sage]
2015/12/19(土) 00:19:27.89 ID:W1ZuOgISO
(アカン)


800: ◆bdus5wZu/VP9[saga]
2015/12/19(土) 00:25:23.83 ID:copGDQO90
しゃくり泣くあーちゃんを何とかプールから上がらせると、組んだ私の腕にしがみつくようにして決して離そうとしない彼女を支えながら、おぼつかない足取りでプールを歩く。
……ま、まさか普段はゆるふわなあーちゃんが、感情が溢れるとこんなことになっちゃうとは、初めて知ったよ……!


周囲から見れば、泣きながら好き好きと漏らす女の子と、そんな女の子と腕を組んで慰めながら歩く私、という風に恐らく見えているわけで……
以下略



801: ◆bdus5wZu/VP9[saga]
2015/12/19(土) 00:49:35.76 ID:copGDQO90
未央「……落ち着いた?」

藍子「…………はい。ごめんなさい。その……なんだか迷惑をかけてしまって……」

二人で人気のないところに座って、十五分ほど泣きじゃくる彼女を抱きしめ、背中をさすってやると、流石に彼女も少しづつ落ち着いてきた。赤く腫れた目元と鼻をまだ時々指でこすりながらではあるけれど、ようやく会話が可能になってきた感じだ。
以下略



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