過去ログ - 未央「安価で他のアイドルに告白する!」
1- 20
953:名無しNIPPER[saga]
2016/01/21(木) 22:48:23.98 ID:Pzcx90N30
生唾を飲み込む、なんて修辞的表現があるけれど。それはこの上なく具体的な言い方だったんだと気づく。

それがあーちゃんからキスを誘われているんだと分かった瞬間、彼女のその反則的なまでの蠱惑的な魅力に、私の衝動は再び激しく突き動かされてしまった。
なまじさっき少しだけ冷静さを取り戻していただけに、心臓が一際大きく飛び跳ねると、先ほどの自分の中の本能が再び唸り声を上げるのが聞こえる気がした。

こちらに向かって伸ばされた手は私を迎え入れるようで。細い腰つきが醸し出す色気は、普段のゆるふわな彼女からは想像もつかないような種類のもので。



私は――次に気づいた瞬間には、ソファに寝そべるあーちゃんの体を覆いかぶさるように抱きしめ、彼女の咥えたポッキーに貪りついていた。


未央「………っ……!」

はやく彼女の唇に辿り着きたい一心で、夢中になってポッキーを咀嚼していく。
あっという間に一本分食べてしまうと、私はそのままあーちゃんの唇に自らのそれを重ねた。もはや衝動的に舌が彼女の温もりを求めようと動く中、まだ飲み込んでいない噛み砕いたチョコレートが二人の口の中で唾液と一緒に混ざり合っていく。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/479.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice