過去ログ - 未央「安価で他のアイドルに告白する!」
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◆bdus5wZu/VP9
[saga]
2016/01/21(木) 23:16:18.02 ID:Pzcx90N30
すぅ、と彼女の髪を指で梳き、首元まで手を持ってくる。
その細い首筋にそっと指先を触れさせると、彼女の上ずるような声があがり、その擦れるような声が私の脳を茹らせてしまう。
藍子「ん……っ、あ……」
切なげな声を出して体をくねらせるあーちゃんが、今私に抱き締められている。そう改めて現状を認識すると、野生に支配されているかのような私の本能が叫び声を上げるような感覚がした。
うっすらと汗ばんだ首筋に触れるたびに、いけないことをしているような気持がふつふつと湧き上がって、だけどそれが気持ちよくて。
喉を乾かせた野生動物が本能で水場を求めるように、自然に動く私の手は彼女の体温を、柔らかさを求めて少しずつ下へと降り、彼女の胸元へと忍び寄っていった。
あーちゃんの胸。
あーちゃんのお腹。
あーちゃんの太もも。
彼女の感覚をもっと深く味わえそうな場所が脳裏に浮かび、そこに触れたい、なんていう動物的な欲求が私の脳を支配する。
指先に触れる感覚はどんどん熱くなっていって、その間にも絶え間なく触れていた彼女の唇が段々と震えてくる。
だけど決して、私の唇も、手も。彼女は拒否しなかったことが、私の気持ちに更にブーストをかけていった。
――このままあーちゃんを、めちゃくちゃにしたい、なんて。
そう、思ったんだ。
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