過去ログ - 贖罪の物語 -見滝原に漂う業だらけ-
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238:名無しNIPPER[saga]
2016/04/09(土) 00:15:52.55 ID:XRrqPvd3P

――トバリ、ヒアデス星雲内部にて。


 星の瞬く一面の荒野。

 そこではコルボーとかずみの一進一退の攻防が続いていた。



コルボー「ちっ・・・!」



 振り下ろされたかずみの杖を受け止めるが。

 次の瞬間にかずみの頭突きが顔面を捕らえる。



コルボー「ぐっ・・・!」


コルボー(クソッ! 速すぎるし、力が強すぎる!!)



 固有魔法も追加習得魔法も戦闘技術も全て対魔法少女に極振りしているコルボーに対し、

 かずみは単純なスペックによるゴリ押し戦法だけで互角に渡り合っていた。



コルボー(なによりこいつ・・・、ソウルジェムのキャパシティが大きすぎる!

       魔力の消耗を押し付けているのに、一向にソウルジェムが濁る気配がない!

       生前は相当強い因果を持つ魔法少女だったらしいな・・・!)



 不利な状況にもかかわらず、コルボーは笑う。

 まるで大物を見つけた狩人のように。



コルボー(だがな、それならそれで幾らでもやりようがあるんだよ!)



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