過去ログ - 贖罪の物語 -見滝原に漂う業だらけ-
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263:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 01:39:13.39 ID:sIZdqytJP

エニシ「ラピヌさん、コルボーさん、ミヌゥさん。

     あなた方3人が矛を収めてくださるのであれば、私たちが戦うべき『本当の敵』についてお教えします」


ミヌゥ「当面の敵は暁美 ほむらではなかったのですか?」


エニシ「ほむらさんなんて、顕在化した一現象にすぎません。たまたま浮上した氷山の一角です。

     ほむらさんを倒したところで、すぐに第二第三の悪魔が出現します。

     私たち魔法少女の本当の敵は、もっと本質的な部分に潜んでいるんです」



 エニシはゆっくりと頭を下げる。



エニシ「間もなく歴史的瞬間が訪れます。

     全ての魔法少女の未来を左右する大きな分水嶺が現れます。

     今すぐ私に従ってくださるなら、その映像もお見せします」



 エニシは額を地面に付けた。

 その姿勢は俗に言う『土下座』だ。



エニシ「お願いです、かずみさんとカンナさんを見逃してください」



 エニシは顔を伏せたまま、母に許しを請う幼子のように。

 本当に小さな声で呟いた。



エニシ「ダメですか・・・?」



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