過去ログ - 贖罪の物語 -見滝原に漂う業だらけ-
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326:名無しNIPPER[sage saga]
2016/06/04(土) 14:59:56.30 ID:6qdz8CrxP

 マミは俯き、歯軋りをする。



マミ「いいえ、暁美さん。誰も犠牲にならないなんて嘘よ。

   あなたの目的は前提から間違っている・・・!」



 マミは涙を湛えた瞳を見開き。

 食って掛かるようにほむらを睨みつけた。



マミ「あなたは、未来の魔法少女全てから!

   奇跡を叶える権利を奪おうとしているのよ!!」



 その叫びをほむらは嘲笑した。

 まるで何度火傷しても懲りないバカを見るように。



ほむら「巴マミ、あなたは魔法少女になってから何度泣いたの?」


ほむら「何度傷つき、何度裏切られ、何度ひとりぼっちで戦ってきたの?」


マミ「・・・っ」


ほむら「あなたの払ってきた犠牲や献身が、

     今のあなたの幸福と釣り合っているなんて、私には到底思えない」



 爬虫類のように冷徹な瞳が見開らかれた。



ほむら「こんなことなら、あなたはあの時、両親と一緒に死ぬべきだった」



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