過去ログ - 贖罪の物語 -見滝原に漂う業だらけ-
1- 20
344:名無しNIPPER[saga]
2016/06/05(日) 19:04:36.13 ID:UaoAV2yRP

マツリ「沙々さん、なんで・・・。なんであなたの心はそんなに傷ついているの・・・?」


マツリ「そんなに辛いことばっかりだったの?

     魔法少女になっても、どうにもならない願いがあったの・・・?」


沙々「・・・」



 沙々は冷酷に目を細める。



沙々「逆に聞きますよ、マツリさん。

    あなたは魔法少女になって幸せになれましたか?」


マツリ「・・・」


沙々「私、わかるんですよー!

    コンプレックス丸出しの負け犬の匂いってやつが!」



 ゲラゲラと笑いながら、沙々はマツリの心をえぐる。



沙々「マツリさんは魔法少女になっても役立たずでしたね!

    前の戦いでは足を引っ張りまくっていたじゃないですか!

    このまま特に大した活躍もなく円環の理に消えちゃうんでしょうねぇー! あー、カワイソウ!」



 沙々は無力なものを笑う。

 無価値な者を差別し、攻撃する。



沙々「羨ましいでしょう! 私が!

    願いの対価を踏み倒してのうのうと生きている私が!」



 その攻撃は全て、自分自身を傷つけているということも知らないで。



沙々「アンタの人生、いったい何だったんだろうなァ!!」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
797Res/573.39 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice