過去ログ - 贖罪の物語 -見滝原に漂う業だらけ-
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441:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 23:34:57.30 ID:K5E20JkSP

 日が暮れて薄暗くなったホテルの一室に、シイラは残っていた。

 カガリが軽やかな足取りでここから去ってから1時間ほど経つ。



シイラ「さて・・・」



 シイラはダークオーブをタブレット端末へ変えた。



シイラ「今更どうにかできるとは思えないけれど、いい加減鬱陶しいね」



 シイラの瞳に、仄暗い光が宿った。



シイラ「私の聖域を土足で踏み荒らす、愚かなウサギが一匹いる」



 シイラはタブレット端末を操作する。

 シイラの鼓動に合わせるように、裏側に描かれたサソリのエンブレムが明滅している。



シイラ「浅古小巻・・・、1年前のニュースで名前が出ているね。

     火災現場から奇跡の生還、魔法少女の契約を結んだのはこの時かな?」


シイラ「いいだろう、せいぜい遊んでやるよ」



 タブレット端末が再び、ブレスレット状の形に戻った。



シイラ「骨の髄まで教えてやろうじゃないか、悪魔の本当の恐ろしさってやつをね」




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