過去ログ - 贖罪の物語 -見滝原に漂う業だらけ-
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名無しNIPPER
[saga]
2016/09/11(日) 23:29:36.34 ID:zRoIW5BFP
織莉子は高層ビル立ち並ぶ純白の見滝原市を眼下に見下し。
青空に吸い込まれるような声で、高らかに宣言した。
織莉子「聞こえているかしら、雅 シイラ」
織莉子「風魔協は、見滝原の調査をここで打ち切り、見滝原に対する一切の干渉を放棄するわ」
『勝てない』、『どうしようもない』。
それが織莉子の出した結論だった。
織莉子「故に」
美国 織莉子は冷静だった。
だからこそ、彼女は迷わずこんなことが言えるのだ。
織莉子「これから起こるであろう小巻さんの戦いは、全て彼女の独断専行よ」
風魔協は、小巻を切り捨てたのだ。
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