過去ログ - 贖罪の物語 -見滝原に漂う業だらけ-
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676:名無しNIPPER[saga]
2017/02/20(月) 00:32:39.59 ID:CAlDG48pP

 タイミングよく、円環の理の演説は終わっていたようだ。

 テレパシーを終えたのを認めて、円環の理はほむらの顔を覗き込んだ。



円環の理「誰とおしゃべりしていたの?」


ほむら「えーっと、まあ・・・。新しいお友達、かしら?」


円環の理「・・・」



 円環の理は拗ねたように頬を膨らませた。



円環の理「私だけの友だちだと思っていたのに・・・」


ほむら「あなただって昔は、私だけを見てくれてなかったじゃない。これでおあいこよ」


円環の理「返す言葉もございません・・・」



 どこか懐かしそうに語り合う二人に。

 彼女は申し訳なさそうに口を挟む。



「コトワリ様、ほむらさん。恐縮ですが、そろそろほむらさんの演説を」



 円環の理は少しだけ名残惜しそうにほむらの目を見つめた後。

 小さく手を振った。



円環の理「いってらっしゃい、ほむらちゃん」



 ほむらはその手の平に、軽く自分の拳を触れさせた。



ほむら「ええ、いってきます」



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