過去ログ - 贖罪の物語 -見滝原に漂う業だらけ-
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701:名無しNIPPER[saga]
2017/02/28(火) 19:42:24.04 ID:sMFExmV9P

ほむら「ない、とめあ・・・?」


ナイトメア「イエス、ナイトメア」



 ナイトメア。

 その単語に思い当たる節は1つだけあった。

 しかし目の前の者には、それと結びつくような要素は全くない。

 強いて言うならば、締めているネクタイにぬいぐるみの絵が描かれているというぐらいだ。


 ほむらはわなわなと震えて、叫ぶ。



ほむら「そんな・・・、そんなことはありえない!」


ほむら「だって、だって! ナイトメアなんて私の空想の中のキャラクター! この世界に存在するわけがない!」



 取り乱すほむらを、夢魔は愉快そうに見つめる。



ナイトメア「ははは、そうだね。確かに私はマザーの空想の中の、体のいい敵役に過ぎなかった」


ナイトメア「しかし舞台の枷はついに外され、役者は自由になったんだよ」


ほむら「何を言って・・・」



 夢魔は両手を広げて、高らかに宣言する。



ナイトメア「そうしてくれたのは貴女だろう、マザー」


ナイトメア「この世界そのものを、自らの空想の中に取り込んでくれたじゃないか」



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