過去ログ - 贖罪の物語 -見滝原に漂う業だらけ-
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以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします
[saga]
2016/01/06(水) 00:33:50.15 ID:CFGBKx7zP
織莉子「さて・・・、日向さん。あなたの意見はまだ聞いていませんでした。あなたはどうしますか?」
マツリ「あの、その・・・えっと、マツリは・・・」
マツリは狼狽していた。
織莉子の気高く、正しすぎる瞳に。
まるで両親の喧嘩を目撃してしまった幼子のように。
酷い疎外感と無力感が心を突き刺していた。
まっすぐ向き合うには、織莉子が一回り年上ということも確かに負い目ではある。
本来ならマツリは、先輩の一挙一動に怯えて、スカートの長さにも気を使うような年頃なのだから。
だが、それを差し引いたとしても。
先ほどの織莉子とカオルのやり取りは、あまりにも高度で『大人』だった。
いや・・・この場の空気、参加者の全てが、中学生には残酷なほどに高い意識を要求しすぎていた。
とても着いていけず、心がショートしていた。
パニックを起こす寸前だった。
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