過去ログ - 兄「伝説の剣を引き抜きに来たら妹に先越された……」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/11/10(火) 11:02:23.48 ID:PFgiH+cl0
兄「え、なに、どうかした?」
魔女「いや、勇者殿……というか、聖剣についてな〜んか考えてた気がするんだ。いろいろあって忘れてた」
兄「聖剣?」
魔女「以前に邪神がこの世界に現れた時、現役だった父上はその時代の勇者と会ったそうだ。
なんでも一介の農民で、戦技どころか剣を振ったこともないような青年だったらしい。
それが聖剣を手にして以来、すさまじい勢いで強くなっていったとかなんとか」
兄「微妙に記憶がいい加減だなあ」
魔女「やかましい。ともかく、聖剣が持ち主に何かしら力を授ける遺物だというのは確かなのだろう。
魔法が使えないという勇者殿が、大魔法クラスの術を連発していたのは聖剣の力によるもの。
そう考えるのが自然だろう」ムムムッ
兄「それがどうかしたの?」
魔女「…………」ムムムムムッ
兄「魔女?」
エルフ騎士「待たせたなあ、二人共!!」ビュィィィィン
兄「エルフ騎士さん! なにそれカッコイイ!!」キラキラ
エルフ騎士「たった今組みあがったフロートバイクだ! これなら湿地帯でも通常走行が出来る!!
コストがかさむ上に試作品だから、この2台しかまだこの世にないがな!」
兄「……足りなくない? 魔女、またタンデム?」
魔女「自力で飛んでも構わんが……」
エルフ騎士「湿地帯は濃い霧が立ち込めているから、飛んでいくと危険ですよ」
魔女「なら、またお願いするか」ヒョイ
兄「エルフ騎士さんの方に乗らないのか?」
魔女「魔法が使える戦力はバラけた方がいいだろう?」
兄「それもそうか」
兵士A〜C『みなさん、ご武運を! 我々も力の限り援護します!』
エルフ騎士「ああ。決して無茶をするな。私たちも、決して死ににいくわけではないんだからな」
魔女「おい、さっさと乗らないか。これ、ワシでは足が届かん」
兄「へ〜いへい。んじゃ――」
兄「出陣!」
魔女「いざ、邪神城!」
エルフ騎士「敵は邪神城にあり!」
兄&魔女&エルフ騎士(バラバラだー!!)ガビーン
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