15:名無しNIPPER[sage]
2015/11/07(土) 19:44:38.07 ID:SjfZhUD+o
葉山「雪ノ下さん、ちゃんとご飯は食べてる?ちょっと痩せたように見えるけど」
雪乃「正直なところ食欲がわかないから充分に食べているとは言い難いわね。
でも、それより由比ヶ浜さんのことよ。
私も彼の……比企谷くんのお葬式以来、由比ヶ浜さんには会ってもいないし連絡もとっていないわ。
詳しい話を聞かせてちょうだい」
葉山「あぁ、すまない。では俺の知ってることを話そう。
まず、俺達のグループからの連絡は通じていない、俺はもちろん、優美子からの連絡にも返事はない状況だ。
平塚先生が家に行ったみたいだが会えなかったようだ、母親の話では部屋に引きこもってろくに食事もとってなくて、飼っている犬しか部屋に入れてもらえない状況らしい」
雪ノ下「そう……。
でも、言いづらいことなのだけれど私も同じような状況よ?私に何かできるとは思えないわ」
葉山「雪ノ下さん……。
そうだよね、ごめん。俺が無神経だった。結衣のことを聞いていてもたってもいられなくて……」
雪ノ下「あら?姉さんに言われてきたのではなかったの?」
葉山「あれは……すまない、方便だ。
陽乃さんに相談して名前を使うくらいは構わないと言われてね。
どうしても君と話をしたかったんだ。」
雪ノ下「わかったわ、私も由比ヶ浜さんの危機なら手段は選ばず助けようとするもの。
でも、今の私には無理ね。今会うと傷の舐め合いにしかならないわ。」
葉山「本当にそう思っているのかい?
俺には雪ノ下さんは結衣に会うのを避けてるように見える。
この状況でお互いに連絡をとっていないのも不思議だし、会いに行く理由があるのに躊躇するなんていつもの雪ノ下さんらしくない。
なにかあったのかい?」
雪乃「ッ!
あなたには関係ないことよ、葉山くん。
ごめんなさい、ちょっと体調が優れないようだわ、今日は帰ってくれるかしら?」
葉山「……わかったよ。
では、お大事にね」
雪乃「えぇ、ありがとう」
八幡(雪ノ下……あの日、俺が思いを伝えようとしたことが関係しているのか?
もしそれでお前達二人の関係を壊してしまったのなら……
くそっ!なんで俺は死んじまったんだ!雪ノ下と由比ヶ浜の仲を元に戻さないと……何か、俺にできることはないのか?)
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