2: ◆553XmFdDDa7f[saga]
2015/11/07(土) 06:28:09.52 ID:/M8v9zRao
九州
エース「おおー！俺の居た島とはずいぶんと違うなあ！ビルたけー！」
？？？「あら？あなたトランピストですの？」
3: ◆553XmFdDDa7f[saga]
2015/11/07(土) 06:29:06.78 ID:/M8v9zRao
そういうとクインは少し離れた所にある細く高い木にダーツボードを掛けた。
小走りで戻ってくる姿に妹を思い出す。
クイン「トランプダーツはあのダーツの的にトランプを投げてポイントを競うんですの、ダーツの的に点数があるのは知っていますわね？」
4: ◆553XmFdDDa7f[saga]
2015/11/07(土) 06:30:04.63 ID:/M8v9zRao
エース「じゃあ始めるか、先行はどっちだ？」
クイン「どちらでもいいですわ」
エース「なら先行をもらうぜ」
5: ◆553XmFdDDa7f[saga]
2015/11/07(土) 06:31:54.06 ID:/M8v9zRao
クイン「あなたが何点を取ったのかは覚えていませんが、落ちてしまっては０点ですね、それに比べて私は20の3倍点にクイーン」
エース「さっき俺が刺したトランプを落として、さらに最高点…だと…！」
クイン「私は現在合計720点、あなたはトランプが抜け落ちた為に０点。あなたに勝ち目はありませんわ」
6: ◆553XmFdDDa7f[saga]
2015/11/07(土) 06:33:18.46 ID:/M8v9zRao
クイン「ではまた私のターンですわね、ふっ！」
少しずらして継矢にならないように…点数の同じ所…
丸められた９のカードが20の3倍点の所に刺さる…
7: ◆553XmFdDDa7f[saga]
2015/11/07(土) 06:35:20.70 ID:/M8v9zRao
クイン「ですが…公式戦でもありませんし譲歩しましょう。」
クイン「ただし、これで私が勝ったらあなたには公式大会での”スピード”を捨ててもらいますわ」
クイン「”スピード”を得意とするトランピストなんですわよね？」
8: ◆553XmFdDDa7f[saga]
2015/11/07(土) 06:36:56.35 ID:/M8v9zRao
クイン「無理に投げなくてもよろしくてよ？時間の無駄でしょうし」
エース「…なに勝った気でいるんだよ…」
クイン「…へ？あ、あなた、勝てると思っていますの！？この状況で！？」
9: ◆553XmFdDDa7f[saga]
2015/11/07(土) 06:38:04.13 ID:/M8v9zRao
クイン「それで、その超合金ＥＸであなたはどうやって私に勝利するのですか？」
エース「こう・・・すんだよ！」
クイン「なっ・・！？」
10: ◆553XmFdDDa7f[saga]
2015/11/07(土) 06:38:39.26 ID:/M8v9zRao
クイン「約束ですからね、あなたの勝ちですわ」
エース「ああ、俺もこの勝負の事は言わねぇからさ、安心しな」
クイン「九州最強の私がこんなのに負けてしまうなんて…」
11: ◆553XmFdDDa7f[saga]
2015/11/07(土) 07:38:24.16 ID:/M8v9zRao
エース「なあ、お前どこまでついてくんだよ」
クイン「あら？私はトランプロの大会参戦中ですからポイント稼ぎに日本縦断するだけですの」
あれから俺はなんだかんだこいつと一緒に旅をしている。
12: ◆553XmFdDDa7f[saga]
2015/11/07(土) 07:56:31.03 ID:/M8v9zRao
？？？「君が九州のクイーンさんかい？」
エース「なんだこの自分イケメンだってわかってるからさわやかにしてるけど家では週7で自家発電してますみたいな奴は」
クイン「自家発電？うちはソーラーパネルを導入してますわよ！」
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