過去ログ - 勇者「デブと一緒に旅に出ることになった」
1- 20
13: ◆LsZ4kFgXss
2015/11/08(日) 18:03:08.96 ID:o/D429Ha0
レジの老人「私は本当に知らんのです。ただのくっそボロい剣とばかり……」

勇者「誰から貰ったんだ?」

レジの老人「貰ったのではありません。店の屋根に突き刺さっていたので、避雷針として使用していたのですが、どうにも使えん」

レジの老人「なので、いっちょ売っぱらってやろうと思ったのです。しかし、よくよく見ればこれはでんせ」

勇者「そうか、では買おう」チャリンチャリン

しかし、こんなボロい剣を買っていいのか。
錆びている箇所が十か所もあり、ホコリだらけである。
いつ折れてもおかしくない。

勇者「おいデェブ、たらいに水をいれて持ってこい。洗ってみよう」

デェブ「ケッ。こういう仕事はハゲにやらせるのが一番だよ。彼は貧弱そうだからね」

水で剣の表面を洗うと、それは立派なプラチナ製の魔剣に変貌した。
一瞬、まばゆい光が店内を包みこんだ。
光が消えた後も、魔剣はキラキラと輝いているようであった。

デェブ「すげぇな!」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
157Res/227.16 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice