過去ログ - 勇者「デブと一緒に旅に出ることになった」
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154: ◆LsZ4kFgXss[saga]
2016/02/14(日) 19:50:35.86 ID:GiovV0HsO
変態の覚悟を聞いたノワイユは、いきなり拍手をして笑った。
怪訝な顔で勇者がその意を質す。
答えは単純明快であった。

ノワイユ「勇者様も気づいておられたでござるか。実は、それがしも皇妃失踪事件で武装して来たのでござるよ」
以下略



155: ◆LsZ4kFgXss[saga]
2016/02/16(火) 19:10:02.48 ID:OCO6AxBgO
太陽は地に堕ち、月が宙天に躍り出た。
ダークエルフの拠点では松明が燃え盛り、入口の前に整列する軍隊を照らしていた。
全身毛むくじゃらで、背は低く、各々赤銅色に輝く鎧を着込み、大砲を肩に担いでいる。
隊列の中から一人、将軍と思しき巨躯の老人が進み出て挨拶した。

以下略



156: ◆LsZ4kFgXss[saga]
2016/02/19(金) 08:26:58.90 ID:pzTqV5EAO
岩の間を流れる清水の音。
天井から垂れ下がる氷柱状の鍾乳石。
素足に食い込む角ばった砂利。
人喰い怪物でも住んでいそうな、おどろおどろしい洞窟を二名の美女が進む。
一人はヤグラカル帝国の皇妃、一人は500年前に繁栄した神聖帝国人の血を引く女騎士。
以下略



157: ◆LsZ4kFgXss[saga]
2016/02/24(水) 19:23:31.32 ID:wR9x5Xqc0
ふと、ソラトの首筋に鋭く研がれた刃物が当てられた。
低めの若々しい声が背後から聞こえる。

ジャラール「動くな。すぐさま妹のそばを離れろ。さもなくば斬る」

以下略



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