過去ログ - 勇者「デブと一緒に旅に出ることになった」
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29: ◆LsZ4kFgXss
2015/11/08(日) 22:24:36.19 ID:o/D429Ha0
麓の村を訪れた勇者は、まずそこら辺をほっついている男に質問した。

勇者「ビャンビャン山について知って……」

男「ああ〜ん!? んなもん知らねーよハゲ!」

勇者「俺はハゲじゃねぇッ!!!」

ハゲ「まぁまぁ、聞いた人が悪かったのだ」

ハゲ「この村には見たところ、101歳になる老人が住んでいる。その方に伺うのがよいだろう」

〜御年101歳の老人の家〜

老人「ビャンビャン山に!? もうあそこは宇宙生物に支配されて十年も経つぞ!」

デェブ「へん、宇宙生物なんてどうだか。ボケてんじゃねーのか?」

老人「わしの頭は聡明だ! 断じて間違ったことは言ってない! その宇宙生物はバカでかいのじゃ!」

デェブ「いかにも妄想って感じの内容だな」

勇者「そう疑いの目で見るな。ビャンビャン山について多くを知りたい俺にとっては神からの啓示、女神の囁きにも聞こえるね」

老人「そうじゃ! わしの頭は聡明であるから、ビャンビャン山についてこれでもかというほど知っておる!」

ハゲ「ご老人、宇宙生物の知能は高いのか?」

老人「おう、高い高い! アイスクリームのコーン並みに高いぞ!」

デェブ「あ、あん? 何を言ってるんだこの人は……」

勇者「ともかく、聞くには聞けたからレストランにでも行こうか」

デェブ「よっしゃあ! やっと肉汁の溢れるステーキが食えるぜ!」

三人はすっかり腹ぺこであった。


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