過去ログ - 【ゆるゆり】BAR Funamiの日常
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名無しNIPPER
[sage saga]
2015/11/09(月) 01:51:14.59 ID:Ms5wpsxYo
あかね「色々と目度がついた頃……私は結衣ちゃんに最後のメッセージを伝えにいった。『こっちは私がなんとかしておくわ』って」
京子「よかったね〜マスター、あかりのお姉さんに拾ってもらえて」
あかね「あら、でも私はそんなに甘くないのよ。結衣ちゃんを私のお店に据える条件を、そこで提示させてもらったの」
ちなつ「条件?」
あかね「ひとつは、あかりをバーの店員として使ってあげること……まあこっちは重要じゃないけど、問題はふたつめの方」
結衣「『お店ができるまでの間……今までと同じそのお店で、誰にも負けず屈せずに修行を続けてみなさい』って」
京子「!」
あかね「逃げるように職場をやめてきたバーテンダーなんかに、大切なお店は任せられないもの。それがクリアできなかったら、マスターには他の人を採用しちゃうとまで言ったわ」
京子「い、意外と厳しいですね……」
あかね「でも……結衣ちゃんはもうそのときには、笑顔を取り戻して強い子になっていた。私が知っている元気な結衣ちゃんの目をしていたわ」
あかね「『必ず成し遂げます』……そう言ってくれたっけ」
ちなつ「ま、マスター……///」
あかね「そこからの結衣ちゃんは本当に頑張ったんですって。知り会いに聞いたけど、お店での元気の無かった顔つきも嘘のように変わって、腕前も格段と上達させて……次第にお店には、『結衣ちゃんにお酒を作ってもらいたい』というお客さんが増えたそうよ」
あかね「大会でもさらに優勝実績を積んで、あっという間にお店の看板になったの。お店のナンバーワンとも言える存在にのし上がったんですって」
京子「へー!」
あかね「結衣ちゃんに嫉妬していた同僚も、お客さんをどんどん結衣ちゃんにとられちゃってね。そのときには私のお店に引き抜かれることがほとんど決まってたから、結衣ちゃんがいなくなったらお店が危ないということで、しまいにはみんなも結衣ちゃんに教えを請うようになったのよね♪」
結衣「まぁ……はい」
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