過去ログ - 【デレマス】オン・ザ・ストリート・コーナー【鎧武】
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23: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/11/14(土) 23:36:31.79 ID:nteQ6JAQ0
「あんな妙な話があれだけ認知されてるってこと自体、妙なんすよ。
 実際には何がしかの不祥事が絡んでる…ってとこかな、と」

沙紀がそう言うと、スポーツドリンクから口を離した伊吹は軽く目を伏せる。
だが、すぐに再び顔を上げた伊吹は、軽く笑って窓から目を外した。
以下略



24: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/11/14(土) 23:37:30.22 ID:nteQ6JAQ0
-ふと、街のダンスステージが目に止まる。

(あれは…)


以下略



25: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/11/14(土) 23:41:21.99 ID:nteQ6JAQ0
「あんま食べると明日に響くぞー?」

「大丈夫、1個くらいならウェイトコントロール的にもセーフっすから。
 …じゃ、行ってくるっす」

以下略



26: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/11/16(月) 02:13:24.04 ID:ZCB9ZMDM0
<R←------I>

午後8時。

ザックはステージで踊っていた。
以下略



27: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/11/16(月) 02:15:45.78 ID:ZCB9ZMDM0
(見えているよな、この場所なら。お前の残したこのダンスで天下を取るからな…!)

ジャズダンスにストリートのセンスを織り交ぜた独特のステップに、ザックの思いと熱が籠もる。
そうしてキレのあるターンで再び客席側に顔が向けると、風変わりな聴衆がいることに気付いた。

以下略



28: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/11/16(月) 02:16:31.77 ID:ZCB9ZMDM0
「お前…」

全く予感がしなかった、と言えば嘘になる。
だがそれでも、実際に顔を合わせるとは思っていなかった。

以下略



29: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/11/16(月) 02:19:10.05 ID:ZCB9ZMDM0
「あの時からは想像できなかったぜ、アイドルになってるなんて」

「それを言うならこっちも同じ。あの時の兄ちゃんはダンサーになるような予感すらなかったっすよ?
 4年もあれば、人間変わるもんっすね」

以下略



30: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/11/17(火) 22:22:24.14 ID:ka8WlvOi0
<R------→I>

(まったく、良いダンスしてくれるじゃないの…)

ホテルの一室を出た伊吹は、沙紀がステージに乱入する光景を影から眺めていた。
以下略



31: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/11/17(火) 22:24:19.46 ID:ka8WlvOi0
「ザックが一人でステージに出てるのが気になったんだけど、もう1人男がいるなら大丈夫ね」

縁に座る2つの影を見てアザミは安心していたようだが、
その言葉に含まれた勘違いに気付き、伊吹は申し訳なさそうに口を開いた。

以下略



32: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/11/17(火) 22:25:27.85 ID:ka8WlvOi0
「それにしても、アザミさんとザックってどういう関係で?」

空気が和んだところで、伊吹は思った疑問を口にした。
本戦参加選手である以上、伊吹もザックのことは名前と容姿程度は知っている。
だが、アザミとの接点には全く心当たりがない。
以下略



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