過去ログ - 幼なじみ「ねぇ、勉強教えてくんない」男「いいけど」
1- 20
13:名無しNIPPER
2015/11/11(水) 11:45:04.84 ID:gP7lzX890
「よーす、調子どうよ?」

「サイテー」

冗談めかしてそういったのだが、彼女にはそう聞こえなかったらしい。
以下略



14:名無しNIPPER
2015/11/11(水) 11:45:41.00 ID:gP7lzX890
不破は二階へ上ろうと、階段に足をかける。そこは違うと声をかけた。

「あ? どういうことだよ?」

「変わったんだよ。去年の終わりごろから」
以下略



15:名無しNIPPER
2015/11/11(水) 11:46:39.24 ID:gP7lzX890
「昨日、炎天下にあるいたのがよくなかったのかな」

「情けねえ奴だな」

不破は頭をかく。僕が寝ている傍らに不破はいる。
以下略



16:名無しNIPPER
2015/11/11(水) 11:47:10.40 ID:gP7lzX890
「不破」

「ん?」

言おうとして、咳き込んでしまう。呼吸を整え、再度言った。
以下略



17:名無しNIPPER
2015/11/11(水) 11:48:45.94 ID:gP7lzX890
翌日に体調は回復し、俺はいつもどおりに学校へ出て行った。

二限目の理科の授業を終え、教室へと移動する。

「あ」
以下略



18:名無しNIPPER[sage]
2015/11/11(水) 11:49:06.65 ID:KjFXvetAo
期待


19:名無しNIPPER
2015/11/11(水) 11:49:26.45 ID:gP7lzX890
「二人とも、なんの授業?」

不破は黙って教科書を見せてくる。音楽か。そういえば、不破にまだ聞いてない。

今切り出すか。矢田さんに聞かれても支障はないだろか。
以下略



20:名無しNIPPER
2015/11/11(水) 11:49:59.65 ID:gP7lzX890
不破は考え込むように視線を漂わせた。言った後にしまったと思う。

こういうのはサプライズ的に用意すべきだったんだ。

びっくり箱を開けさせる前に、これはびっくり箱だと教えているようなもんだ。
以下略



21:名無しNIPPER
2015/11/11(水) 11:50:59.49 ID:gP7lzX890
俺の脳裏に閃光のような光が起きた。こういうのを閃きっていうんだろうか。

ずっとどう切り出そうか考えていたことがある。その方法を思いついたかもしれない。

翌日は土曜。昼ごろに岡野から、遊びに行こうとメールが来た。
以下略



22:名無しNIPPER
2015/11/11(水) 11:51:59.97 ID:gP7lzX890
外見は木の扉に暖簾がかかっただけのシンプルなもの。

中はところどころタバコの煙がくゆり

テーブルは染みのようなものがついていて、岡野はその古臭さに渋っていた。
以下略



23:名無しNIPPER
2015/11/11(水) 11:52:56.63 ID:gP7lzX890
テストに日はあっという間にやってきた。対策は十分にしてあるので、悩みところはあまりない。

毎度目標に掲げている、全教科75点以上は今回も達成できるだろう。

勉強はそれでいいのだ。学年一位を取れればそれはそれですごいが、
以下略



39Res/19.69 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice