31: ◆8F4j1XSZNk[saga sage]
2015/11/14(土) 20:46:17.56 ID:QSakRdhu0
>>28 >>30
アニメしか見ていないんですが、意識してます。
とは言っても、賢狼ほど狐神様は有能ではないです……。
この世界はヨーロッパから日本まで陸続きの世界、みたいな感じで考えてもらえると分かりやすいかもしれません。
いまの舞台は極東の皇国で、お祓い師は西の王国の出身のブランヘアーの白人、みたいな感じです。
32:名無しNIPPER[sage]
2015/11/14(土) 21:13:10.00 ID:wHtYBUiCo
>>31
いや深夜っていうのは時間帯のことじゃなくてSS深夜VIPっていう板のことだ
更新頻度が少ないなら深夜のほうが保守も楽だからソッチのほうがいいんじゃないかってだけだ
勘違いさせてすまん
33:名無しNIPPER[sage]
2015/11/14(土) 21:14:42.95 ID:OZVgz8q2O
>>31
時間帯のことじゃなくて「SS深夜VIP」っていう別の場所の方がいいんじゃないか、という話かと
34: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/11/14(土) 21:21:46.84 ID:QSakRdhu0
>>32
そんなものがあるんですね、こちらが途中で落とされてしまったらそちらに移転します。
教えていただきありがとうございます。
それでは本日の更新始めます。
35: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/11/14(土) 21:23:03.75 ID:QSakRdhu0
《狼》
36: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/11/14(土) 21:44:27.81 ID:QSakRdhu0
お祓い師「お祓い師やっていく上で荷馬車なんかいるか。商人じゃないんだぞ」
狐神「退魔道具で大掛かりなものとかないんか」
お祓い師「俺はそんな大層なものに頼らなくても、大抵の相手ならどうにかなる。これでもお祓い師の名家の血筋だからな」
37: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/11/14(土) 22:02:36.73 ID:QSakRdhu0
狐神「じょ、じょうききかんしゃ、とな……?」
お祓い師「石炭を燃やした熱で水蒸気を発生させて、その力で車輪を動かしているんだと。俺は技師じゃないから詳しい仕組みは知らないけどな」
お祓い師「まあ、まだお前が町に出歩いてこれていたような時代にはなかったものだな」
38: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/11/14(土) 22:19:14.08 ID:QSakRdhu0
狐神「女性に歳を聞くのは関心せんぞ」
お祓い師「あー、はいはい」
狐神「ぐぬぬ……」
39: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/11/14(土) 22:35:46.93 ID:QSakRdhu0
狐神「……神というのは祈られることで産まれるのじゃ」
狐神「『少しでも明るく』、『少しでも暖かく』、そういう願いを叶えるために火の神が産まれていった」
狐神「しかしあのらんぷというもの、焚き火とは比べ物にならないほど明るく、そして長く輝いておった。あれは祈祷の産物ではなく人の知の産物じゃ」
40: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/11/14(土) 22:51:15.80 ID:QSakRdhu0
狐神「人々はその正体の分からぬものを恐れ、そしてそれを物の怪のせいにすのじゃ」
狐神「具体的な原因を作ることで安心しようとするのじゃな」
お祓い師「俺たちお祓い師が物の怪を祓うことで、更なる安心を得る、ということか」
41: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/11/14(土) 23:00:55.72 ID:QSakRdhu0
狐神「まあその生と死という概念を、わしら神々も知り得ぬというのが全くもって滑稽なことじゃがのう」
お祓い師「…………」
お祓い師「……仮に」
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