過去ログ - 狐神「お主はお人好しじゃのう」
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392: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/02/23(火) 21:44:01.03 ID:2HP0BcVx0
狼男「既に怪しいですねえ……」

お祓い師「はあ……。なあ、水とかあるか」

路地裏の酒場の娘「はいよ、ここに置いておくね。あと桶も」
以下略



393: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/02/23(火) 21:46:09.34 ID:2HP0BcVx0
役所の快活な受付嬢「なんでもいいよ」

お祓い師「その黒髪の子は教会に捕まらないように逃がしたんだろ?なんでそれを俺に探すように頼むんだ」

お祓い師「まるでその子がこの街の近くにいるみたいじゃないか」
以下略



394: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/02/23(火) 21:48:29.60 ID:2HP0BcVx0
お祓い師「しかしおかしくないか」

役所の快活な受付嬢「おかしい、とは?」

お祓い師「教会から逃げたのに、この国における教会の本拠地とも言える西人街から遠くにはなれない理由だよ」
以下略



395: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/02/23(火) 21:50:43.28 ID:2HP0BcVx0
役所の快活な受付嬢「それをあの子に伝えてくれる人を探していた」

お祓い師「直接自分で探して伝えることは考えなかったのか」

路地裏の酒場の娘「無理だね」
以下略



396: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/02/23(火) 21:54:00.76 ID:2HP0BcVx0
お祓い師「あと、こっちから一つお願いがあるんだがいいか」

役所の快活な受付嬢「なにかな」

お祓い師「そう長くはないが、感謝祭が終わる頃まではこの街に滞在しようと思っててな」
以下略



397: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/02/23(火) 21:57:54.74 ID:2HP0BcVx0
お祓い師「……当然だ……!」

お祓い師「……って、こいつは寝ちまったか」

狐神「すうすう……」
以下略



398: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/02/23(火) 22:01:03.71 ID:2HP0BcVx0
お祓い師「そこで西人街の西人街の聖騎士長をやっているっていう男に会ったんだが、あの若さで聖騎士長ってのは珍しい」

お祓い師「有名な剣士なのか?」

役所の快活な受付嬢「……あいつはただの剣術馬鹿……」
以下略



399: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/02/23(火) 22:02:08.72 ID:2HP0BcVx0
役所の快活な受付嬢「そんなの当たり前じゃない!あいつ、教会に魂売ってんの!」

役所の快活な受付嬢「私の親友が不当な魔女裁判にかけられたにも関わらず、何もしてくれなかったんだよ!?」

役所の快活な受付嬢「教会の人間なら中から何とかすることだって出来たでしょうに!」
以下略



400: ◆8F4j1XSZNk[saga sage]
2016/02/23(火) 22:02:40.65 ID:2HP0BcVx0
おわり


401:名無しNIPPER[sage]
2016/02/23(火) 22:03:41.78 ID:hRKrUwULo



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