559: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/04/19(火) 13:02:11.13 ID:agXFFr5C0
狐神(やれやれ、お陰で助かったわい……。しかしわしも意識が限界が近いのう……。熱は下がるどころか上がっておるようじゃな……)
狐神(あとはこのように地に伏せて、あやつの合流を待つ他ない……)
赤顔の天狗「ヌゥゥゥゥッ……!」
560: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/04/19(火) 13:08:14.12 ID:agXFFr5C0
狐神「……!!」
赤顔の天狗?『まあ、落ち着くがよい儂よ』
赤顔の天狗「……!」
561: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/04/19(火) 13:39:48.11 ID:agXFFr5C0
赤顔の天狗?『気持ちの問題だと言っておる』
赤顔の天狗?『いま貴様は再認識しているはずであろう。────自分が“所詮紛い物であることを”』
狐神(紛い物……、じゃと……?)
562: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/04/19(火) 14:08:24.26 ID:agXFFr5C0
赤顔の天狗「弱小物の怪程度が……! 知ったような口をォ……!!」
赤顔の天狗?『…………』
赤顔の天狗?『……ウム』
563: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/04/19(火) 14:29:03.42 ID:agXFFr5C0
*
564: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/04/19(火) 15:10:05.49 ID:agXFFr5C0
狐神「……貴様はなにゆえ生きてきたのじゃ。負の感情を持つものに近づき、それを真似て、最後にはその有様じゃ……」
狐神「一体それに何の意味があったというのじゃ……」
狐神?『……ふん、この行動に意味があったのではない』
565: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/04/19(火) 15:10:50.00 ID:agXFFr5C0
狐神?『……のう、わしよ?』
狐神?『…………』
狐神「…………」
566: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/04/19(火) 15:11:51.39 ID:agXFFr5C0
*
567: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/04/19(火) 15:12:55.28 ID:agXFFr5C0
???「……フン、落ち着け若造が」
???「オメェの言う“そいつ”ってのは、ここで倒れてる嬢ちゃんのことだろ」
???「俺が撃ったのはその横の……、さっきは天狗の姿をしていたんだが……。……マァ、とにかくそいつの方だ」
568: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/04/19(火) 15:13:41.44 ID:agXFFr5C0
???→マタギの老人「……一応名乗っておくか、若造。俺はマタギをやっているモンだ」
マタギの老人「オメエはその嬢ちゃんを運ぶことに専念しろ。周りの警戒は俺がしちゃる」
569: ◆8F4j1XSZNk[saga sage]
2016/04/19(火) 15:17:09.47 ID:agXFFr5C0
ここまで
《天狗》編は次回で終わります。
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